この感情を言語化したい

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「HIT THE ROAD」のティザーをみて「SEVEN/7」を思い出した

youtu.be

今日SEVENTEENの公式YouTubeチャンネルで明後日から公開されるドキュメンタリー「HIT THE RORD」のティザーが公開された。

 

これを見た瞬間脳裏に浮かんだのは、三代目J SOUL BROTHERSの長編ドキュメンタリー映画「SEVEN/7」だ。

2016年から2017年にかけて行われたツアー(METROPOLIZ)の終了後、三代目としての活動を実質休止し個人活動を経て再始動する彼らに密着したこの映画。

 

7人は、これから何を目指すのか‥
三代目J Soul Brothersは、どこへ向かうのか‥
これまで数々の記録を打ち立ててきた裏で、7人は葛藤を抱いていた。
目指す未来はどこにあるのか、
それを見つけるための1年に密着したリアルな彼らの姿が映し出される。
一人一人が自分と向き合い、自分自身の可能性を探求してきた一年。
三代目J Soul Brothersとして、7人が目指す未来がついに現れた。 

 

EXILE TRIBE mobileより(https://m.tribe-m.jp/Cts/discography/3rd_jsb/album/future/index )

 

当時、休止前のツアーにも再始動したツアーにもいくことができた私は、全てが終わった後公開されたこの映画を見て驚愕した。

何故休止期間がもうけられていたのか、その間個人活動をしていた彼らが、何を考えどう過ごしていたのか。再び集まった彼らが志しているものはなんなのか。

 

何も知らなかった。

あたりまえだ、見せないようにしてくれていたのだから。

 

観客動員数の記録更新や過去最大の公演数……過密なスケジュールのなか体力や精神力を維持するのも大変だったに違いない。だけどそんなものを微塵も感じさせずやり切ってくれたから、私は何も気づいていなかった。

 

「SEVEN/7」の冒頭、語られる言葉たちがとにかくショックで、のんきにキャーキャー騒いでいた裏側での彼らの葛藤や想いを受け止め切れず、申し訳ないという謎の感情が生まれた。応援していたことが、好きでいることが負荷をかけていたんだと。それならいっそ、ファンでいるのをやめたほうがいいんじゃないかとすら思った。

それほどまでにリアルな姿を突きつけられて、見ているのがとても辛かった。

 

だけどドキュメンタリーとしてファンにその姿を公開してくれたのは、全てを消化して乗り越えたからこそなんだと、途中で理解することができた。

この先もずっと長くグループで活動していくためにはどうしたらいいのか。休むことなく突っ走ってきたけど、一度たちどまり個々の活動を経て様々なものをインプットする。そしてそれを三代目にもちかえり、またグループを作り上げていく。

三代目としての姿を見ることが少なかったとき、このままグループとしての活動が少なくなるんじゃないかと不安を抱えたりしたこともあったけど、ドキュメンタリーではその個人活動の間も「三代目が」「メンバーと」「ライブが」と、ずっとグループのことを考えていて涙が止まらなかった。

 

いまでもこのドキュメンタリーをみると胸が締め付けられるし、件のツアーの映像をみると裏側のことを思い出して苦しくなるけど、それを全部ひっくるめて「三代目 JSOUL BROTHERS」でいてくれる彼らのことが大好きだし、ありがとうという気持ちでしかない。応援させてくれて本当にありがとう。

 

 

だから「HIT THE ROAD」のティザー見て「SEVEN/7」を思いだした。

彼らの人間としてのリアルな姿を見て、嫌という意味ではなくショックをうけるかもしれないと思った。

アイドルという、より偶像崇拝的なエンターテイメントの裏側を見てしまうのは正直怖い。見てしまってもいいのだろうかという気持ちもある。もちろん見せない選択だってできたはずだ。

 

それでも彼らが「見せる」ことを選んだのなら、受け止めたいと思う。

これからの彼らの覚悟を、想いを、受け止めたいと思う。